ごあいさつ

変化する時代のニーズに敏感に対応する『オンリーワンの幸せ提供業』として、SDGsの達成と持続可能な社会の構築に貢献いたします。

代表取締役兼社長執行役員

金谷 隆平

お客さまの安心安全のために
 平素はジョーシンをご愛顧賜り、誠にありがとうございます。

 この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響拡大により被害に遭われた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめ、感染拡大防止に尽力されている皆さまに、深く感謝申し上げます。

 弊社におきましても、取扱製品の多くが現代社会における日常的な生活インフラであることから、「お客さま」、「取引先様」、「従業員及びその家族」を始めとするステークホルダーの皆さまの健康と安全を最優先事項として適切な感染防止策を講じつつ、事業活動を継続してまいりました。新型コロナ再流行の懸念は今後も続くことが予想されますので、お客さまを始めとするステークホルダーの皆さまの安心安全に配慮しつつ社会要請に応えるべく、これからも最大限の経営努力を続けてまいります。

SDGsにも繋がるジョーシンの原点 「愛」と「まごころサービス」
 1948年5月の創業以来、弊社は一貫して社是「愛」、「まごころサービス」を基本精神として72年の永きにわたり事業を展開してまいりました。これもひとえにステークホルダーである皆さまの変わらぬご支援ご愛顧によるものと、心から厚く御礼申し上げます。

 弊社は、長期的な企業価値向上と持続的成長のためには、業績拡大等の財務的な努力だけでなく、ESG(環境・社会・ガバナンス)といった非財務面の取り組みも重要である、という観点から、2003年、CSR(コンプライアンス)部門を社長直轄の推進組織として設置し、グループにおけるESG側面の課題をアクションプランとして明示し積極的に取り組んでまいりました。2018年には当該アクションプランとSDGsの各目標を関連づけし、自社の事業領域におけるESG側面の取り組みをSDGs達成に向けた活動へと方向づけを行っております。これらの取り組みは、株式会社日本総合研究所が実施している「サステイナビリティ診断及びESG/SDGs推進状況診断」において、最上位評価である「総合評価 AAA(大変優れたESG及びSDGs達成に向けた取り組みと情報開示を実施)」(2018年度、2019年度)との診断結果を受けることとなりました。今後は弊社が重点的に取り組むSDGs目標の達成に向けた道筋の開示等に努め、自社のビジネスを通じた社会課題の解決に貢献していく所存です。

時代のニーズに応え、変化を先導する企業を目指して
 弊社は家電・情報機器をはじめとする各種製品を一般消費者に販売する小売業ですので、ご利用いただく全てのお客さま及び従業員に対し「安心・安全」をご提供し、信頼の絆を深めることが第一の重要課題と考えております。

 弊社では、お客さまの大切な個人情報を守るために、2005年4月、大手小売業者として初の「プライバシーマーク」の付与認定を取得しました。加えて、本社ビルにおいて環境保全の国際規格である「ISO14001」を、家電製品の社内修理部門においては品質管理の国際規格「ISO9001」を2000年から認証取得しています。更に、2017年1月には、本社部門において事業継続マネジメントシステムの国際規格「ISO22301」を、国内の大手小売業で初めて認証取得しました。

 更に、販売する製品の安心・安全に対する弊社の積極的な取り組みが認められ、経済産業省が主催する「製品安全対策優良企業表彰」の大企業小売販売事業者部門において、わが国初の3連続「経済産業大臣賞」を受賞し、製品安全対策を意欲的・継続的に取り組むトップランナーとして、表彰制度初の「製品安全対策ゴールド企業」認定を受けました。そして、2019年11月には、審査委員会によるフォローアップ(製品安全対策ゴールド企業認定から5年経過ごとに、認定時の取り組みが引き続き維持されているかの確認)を受け再認定されました。これからも製品安全対策の継続的推進をグループ一体で実践してまいります。

 また、2020年3月には日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2020」の認定を受けました。これは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」の取組が優良であると認められた企業を認定するものです。

 プロモーション面では、より幅広い層のお客さまからジョーシンを身近に感じて頂くべく、阪神タイガースオフィシャルスポンサーに加えて、人気アイドルグループNMB48の3名をCMキャラクターとして迎えました。さらに、eスポーツチームの「シリウスゲーミング」とメインスポンサー契約を締結。シリウスゲーミングの活動拠点となる「eスポーツアリーナ三宮」をジョーシン三宮1ばん館(神戸市)9階に常設するなど、企業の立場でeスポーツの普及にも積極的に貢献してまいります。

 このように弊社は、小売事業者として更なる飛躍を目指し、ステークホルダーの皆さまに安心いただける企業経営に努めております。

中期経営計画『JT-2020 経営計画』の成果を糧に新たな飛躍を
 2017年5月、弊社は2020年3月期を最終年度とする中期経営計画『JT-2020 経営計画』を発表しました。これは「オンリーワンの幸せ提供業」を施策テーマとし、お客さまと従業員が「幸せ」を共有し、株主、お取引先様、地域社会ともメリットを共有できる経営を推進することを目指すものです。当グループの経営の基本(『仕事の精度と回転率をあげ すべての生産性を高める!』)を担う『人の力』、阪神タイガースオフィシャルスポンサーとしてのプロモーションや製品安全対策、個人情報保護等への積極的な取組によって培ってきた『会社の力』、省エネ家電や消費者ニーズに対応した製品等をお取引先様との連携で販売する『商品の力』、社会環境の変化に適応する『時の力』、こうした『四つの力』を最大限に発揮し、同計画の諸施策にグループ一丸となって取り組んでまいりました。また、当該中経営期計画期間中には、SA(ストアオートメーション)への積極投資による店舗運営の効率化や、市場ニーズにマッチした取扱商品群の拡大等の様々な取り組みを進めたことにより、2019年3月期まで計画に対する進捗は順調に推移しておりました。しかし、最終年度は、消費税増税後の想定を超える消費マインドの低下や、新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)の影響等もあり、売上高では目標をクリアすることができたものの、利益項目での目標は未達成に終わりました。

 2020年度をスタートとする新中期経営計画につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による経済停滞等の収束見通しが立たない環境下では適正かつ合理的な経営計画の策定が困難なことから、新型コロナ感染拡大の収束状況と消費動向を見て合理的な予測が可能になり次第、速やかに公表する予定です。

 新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)により、世界経済は「大恐慌以来最悪」の不況に突入しており、冷え込んだ投資や消費の回復には相当の時間を要すると予想されます。しかしその一方で、これまで当たり前とされてきた社会のルールや生活様式が大きく変化し、その結果、新たなニーズが創出される可能性もあります。弊社はこのような社会の変化やニーズに適応した製品やサービスをお客さまにお届けする『幸せ提供業』として、市民生活を支える重要な社会インフラの担い手であり続けることが、私たちの社会的使命であると考えております。

 どうか今後とも、皆さまのご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。