当社グループは早くから環境配慮型製品販売の取り組みを行っています。特にエアコンや冷蔵庫については年間の使用頻度が高いので、家計への電気代負担を抑制でき、かつ快適に過ごすことのできる商品を積極的にお勧めしています。
統一省エネラベルを採用している家電製品を対象に、約12年を買い替えのサイクルとして冷蔵庫・エアコン・テレビ・温水洗浄便座を2010年に設定。2022年度はエアコン及びテレビは4つ星・5つ星、冷蔵庫及び温水洗浄便座については3~5つ星を対象としました。その上で2022年度と同じ販売台数時に2010年度の平均GHG排出量を算出し、買い替えによるGHG削減量を算出しています。これにより、買い替え時における環境配慮型製品とのGHG排出量の差異を「見える化」しました。なお、本年度についてはエアコン基準エネルギー消費効率(省エネ基準)変更による対象5つ星商品の減少に伴い、目標とする売上構成比をこれまでの40%から35%に変更しました。
環境保全項目 |
2022年度 |
2023年度 |
主管部署 |
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目標 |
実績 |
目標 |
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環境配慮型 製品販売の推進 |
売上構成比 40% |
41.5% |
売上構成比 35% |
商品部 |
エアコン・テレビ 4・5つ星 冷蔵庫・温水洗浄便座 3~5つ星 |
2010年度 |
2022年度 |
1台あたり 平均GHG削減量 (kg-CO_{2}/年) ①-② |
GHG削減量 (t-CO_{2}/年) ㋐-㋑ |
台数計 |
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GHG排出量/1年 (t-CO_{2}/年) ㋐ |
1台あたり 平均GHG排出量 (kg-CO_{2}/年) ① |
GHG排出量/1年 (t-CO_{2}/年) ㋑ |
1台あたり 平均GHG排出量 (kg-CO_{2}/年) ② |
||||
環境配慮型 エアコン計 |
73,696,795 |
708.6 |
63,661,308 |
612.1 |
96.5 |
10,035,487 |
104,008 |
環境配慮型 冷蔵庫計 |
21,202,730 |
165.6 |
12,622,215 |
121.3 |
44.3 |
8,580,515 |
104,045 |
環境配慮型 テレビ計 |
2,319,195 |
66.6 |
1,165,159 |
25.2 |
41.4 |
1,154,036 |
46,247 |
環境配慮型 温水洗浄便座計 |
1,315,098 |
128.1 |
823,202 |
80.2 |
47.9 |
491,896 |
10,269 |
各事業所においては、環境配慮型製品販売に対して積極的に取り組みを行っています。節電能力が優れたエアコンや冷蔵庫などの店頭勉強会を定期的に実施し、さらに月ごとの販売目標達成を目指して販売手法の共有や、推奨環境配慮型製品の売場づくりを行っています。
販売実績の優れた事業所に対しては、店舗オペレーションサポート部SV(スーパーバイザー)や、各営業部のスタッフから販売についてのノウハウ、売場づくりへのこだわりなどについてのヒアリングがあり、スタッフはそれを他事業所に「成功事例」として発信しています。
この「成功事例」については常時社内イントラネットにて公開しているので、新任担当者がこの事例を共有しながら自部署において反映させることができます。