インパクト

ES

1. 生活スタイルの変化を先取りした豊かな暮らしの提案

取り組み課題

多様化する超高齢社会を支える商品・サービスの提供

選定理由

経営理念「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」のもと「高齢社会のレジリエンス強化支援」という社会価値を創造するため

主なアクションプラン

  • お客さま一人ひとりのライフスタイルに寄り添う事業戦略基盤の構築により、当社独自の価値提供を実現
  • 店舗スタッフのサービスサポート能力のレベルアップ
  • 配達・工事・修理などの自社インフラの活用とリモート技術を駆使したお客さまのお困りごと解決
  • 「家電量販店版マチの電器屋」の関西全域への拡大

主な成果(2025年)

  • Joshin webサイトの認知度向上によるジョーシン経済圏の拡張
  • 商品部内に「商品開発室」を新規開設、OEM協業先を数社開拓
  • 駆けつけサービスのスタートにより、家電量販店版「マチの電器屋」の第1歩がスタート
  • お客さまのお困りごとに徹底的に寄り添う環境づくりの構築

主な目標

  • OMO戦略による相互利用客の拡大によりECにおける自社サイト販売比率5割の実現【2028年度】
  • PB商品への本格参入による連結売上構成比:10%の達成【2028年度】
  • 関西地区の駆けつけサービススタッフ33名をサービスサポート部門での現場研修でレベルアップ【2028年】
  • LIVE ASSISTの全営業部及び全サービスセンターでの導入【2030年】
  • 2027年度までに駆けつけサービススタッフ駐在店舗を関西で57店舗に拡大

課題及び対策

  • 当社ECシステム及び商品企画業務に関わる人的リソース不足を解消
  • 2026年度より中・小物家電商品中心にPB商品の発売を開始
  • リモート技術を活用するために、LIVE ASSIST導入における個人情報・企業情報の管理ルールの確立と徹底
  • 店舗とサービスサポート部門の相互研修参加率の向上
  • 駆けつけサービススタッフの育成・人員体制

家庭のカーボンニュートラルの実現

選定理由

経営理念「人と社会の未来を笑顔でつなぐ」のもと「家庭のカーボンニュートラルの実現」という社会価値を創造するため

主なアクションプラン

  • 環境配慮型製品の販売強化によるGHG削減への貢献
  • 住宅環境の高機能化リフォームの推進、住宅開口部の断熱改修
  • V2H、EV充電設備、家庭用蓄電池の普及促進、太陽光発電、高効率給湯器の販売強化

主な成果(2025年)

  • 「 環境配慮型製品(省エネ商品)」台数構成比:32.1%(目標台数構成比:30%)※対象商品:冷蔵庫・エアコン・洗濯機・温水便座
  • 2025年度台数前年比:内窓182%、玄関ドア137%
  • トヨタ南海グループ様と家庭用EV充電設備設置の協業開始
  • 経済産業省所管のEVコンセント工事補助金の活用

主な目標

  • 「 環境配慮型製品(省エネ商品)」目標台数構成比:40%( 2024年度 基準)【2030年度】
  • 開口部の断熱改修 年間施工目標台数(内窓:6,000台、玄関ドア200台)【2030年度】
  • EV関連における年間販売目標台数(EV充電設備:2,000台、 V2Hユニット:400台、家庭用蓄電池:110台)【2030年度】

課題及び対策

  • 2027年の省エネ基準改正以降の販売体制の確立
  • エアコンとのセット販売強化
  • 補助金を活用したリフォームとの同時実施提案
  • 集合住宅の施設共用部などBtoB案件の獲得
  • Non-FIT、及び自家消費目的の導入提案強化

2. 安全安心な製品・サービスの提供

取り組み課題

AIやICT技術による顧客サービスの高度化

選定理由

多様化するライフスタイルや家庭内のお困りごとに対応し、社会に不可欠な「生活インフラのHub」を実現するため

主なアクションプラン

  • 最新のICT技術の活用による、安全安心なお客さまサービス提供体制の構築
  • アプリと位置情報・スキルデータを連動させた、最適な訪問サポートスタッフの即時派遣(マッチング)システムの構築
  • オンラインとリアルをシームレスに融合するOMOの推進

主な成果(2025年)

  • アプリを活用したクーポンの配信や、購買データの分析に基づくマーケティング活用を通じた、顧客LTV(生涯価値)の最大化
  • 訪問サポートスタッフの保有スキル情報の可視化と、現場同行などを通じた対応スキルの強化
  • 店舗在庫表示や検索機能の導入によるECサイトの利便性向上

主な目標

  • AIなどのICT技術を活用したDXによる、利便性と安全安心を両立したサービスの提供【2030年度】
  • 急な「お困りごと」に対し最適な専門スタッフが迅速に駆けつける、次世代型サポートインフラの確立
  • リアル店舗とECサイトの相互利用会員数の目標達成

課題及び対策

  • 購買履歴などのデータ分析の高度化による、潜在課題を先回りするメニュー開発とICT技術の早期実装に向けたDX推進体制の構築
  • 訪問サポートスタッフと顧客ニーズをつなぐマッチングアプリの開発と、リモート支援技術やAIを活用した現場対応力の向上
  • リアル店舗とWebの相互利用促進に向けた、利便性の高いシームレスなサービス環境の構築

製品品質・製品の安全性確保

選定理由

お客さまに安全安心にご使用いただける製品やサービスをご提供することで、快適かつ安全安心な社会の構築に貢献することが製品安全ゴールド企業としての当社の社会的責任であるため

主なアクションプラン

  • リコール情報提供システム・フローの改善
  • サプライヤーへの継続的な製品改善提案、リコール製品回収協力
  • AI・ICTなどの活用による施工技術の高度平準化

主な成果(2025年)

  • リコール情報提供を迅速化・効率化するシステム改修に着手
  • サプライヤーとの、リコール対応打ち合わせ28回/年、安全性向上などの情報交換会60回/年実施
  • エアコン工事のリアルタイム画像管理体制構築、作業前顔認証システムの導入、各種実務特化研修カリキュラムの拡充

主な目標

  • システム改修によるリコール情報発信の効率化・迅速化【2026年度】アプリ・SMSなどでのリコール情報提供【2030年度】
  • サプライヤーとの共同での製販一体の安全対策体制確立【2030年度】
  • 全現場での「施工不備ゼロ」を追求し、強固な安全安心ブランドを確立【2030年度】

課題及び対策

  • 購入者情報データベースと製品情報・不具合情報との連動強化
  • サプライヤーとの意見交換による、製品安全性向上への貢献の継続
  • 蓄積データの教育・指導への活用を通じ、施工品質の高度均一化を図る

 

環境

Environment

3. 地球環境と調和した豊かな社会への貢献

取り組み課題

資源循環社会の構築

選定理由

資源の枯渇防止や地球温暖化対策として極めて重要であり、当社は地域の生活者のプラットフォームとして、不要備品や製品の適正回収や再利用、再資源化を通じた貢献が見込めるため

主なアクションプラン

  • 資源回収スキームの多様化と資源循環ビジネスモデルの構築
  • 社内備品・消耗品の再資源化・再利用
  • 容器包装資材のプラスチック使用の削減

主な成果(2025年)

  • 家電リサイクル対象4品種回収率:63.0%
  • プロジェクトの立ち上げ及び協業先の検討を実施
  • 店舗撤収時に発生する不用備品などの再資源化などを実施
  • ショッピングバッグ使用におけるプラスチック使用量の86.7%削減(2019年度比)

主な目標

  • 資源回収スキームの多様化による資源回収率の向上
  • 他業種とのアライアンスによるビジネスモデル構築【2030年】
  • 不用な備品消耗品の国内再資源ルートの開拓【2028年】
  • プラスチック素材を用いたショッピングバッグ廃止【2040年度】

課題及び対策

  • 資源循環及び製品の長寿命化に適したビジネスモデルの構築検討
  • 適正な分別による再生資源化率の向上
  • コスト及び素材を勘案した新たなショッピングバッグの検討

 

事業活動における気候変動対策

選定理由

気候変動及び生物多様性の保全は、喫緊に対処すべき地球規模の重大課題であり、当社グループの事業活動における直接的負荷だけでなく、サプライチェーン全体で対処していく必要がある課題であるため

主なアクションプラン

  • サプライチェーン全体のGHG排出量の削減
  • インフラ設備の最適化による再エネ自家生成率の拡大
  • 気候変動及び生物多様性に関する情報開示の高度化

主な成果(2025年)

  • 2025年度におけるスコープ1+2 2021年度比35.0%削減/スコープ3(1、11)2021年度比7.8%削減
  • 2025年度における再エネ自家生成率:28.0%
  • CDP気候変動プログラム「A」ランクを3年連続獲得
  • TNFDにおいて中流部(一部)の依存・影響度の分析に着手

主な目標

  • スコープ1+2排出量 2021年度比 42%削減、スコープ3(カテゴリ1、11)排出量 25%削減【2030年度】
  • 自社受電契約事業所における再エネ自家生成率:30%達成【2030年度】
  • CDP気候変動プログラムにおける高評価維持【2030年度】
  • TNFDによる開示情報の深化

課題及び対策

  • テナント入居事業所の再エネ化推進及びサプライチェーン全体での削減取り組みの検討
  • 事業所のZEB化推進
  • 生物多様性に関する機会創出の検討

社会

Social

4. ダイバーシティ&インクルージョン

取り組み課題

人財確保

選定理由

組織力の源泉である人財を確保し、人財の成長を企業の持続的な成長につなげるため

主なアクションプラン

  • 事業計画に沿った人財の確保
  • 本部機能の専門性向上
  • 企業価値向上のための多様性確保・定着

主な成果(2025年)

  • 新卒・キャリア採用人数:177名
  • 人財充足率101.2%
  • 離職率:2.3%

主な目標

  • 採用人数年間150名維持【2030年度】
  • 人財充足率100%【2030年度】
  • 正社員離職率:2.5%以下【2030年度】、2.0%以下【2050年度】

課題及び対策

  • 経営戦略と連動した人財戦略の構築
  • 成長事業への人員配置の最適化
  • 多様な人財が活躍する社内環境の実現

人財育成

選定理由

専門人財の育成により新たなお客さま満足を創出し、企業価値を向上させるため

主なアクションプラン

  • 中核事業を担う専門人財の育成
  • リスキリング
  • 女性リーダーの計画的育成

主な成果(2025年)

  • 家電製品アドバイザー・エンジニアの正社員資格保有比率:86.5%
  • DXリテラシー研修:累計4,327名、生成AI研修:1,269名受講
  • 女性管理職比率:4.7%

主な目標

  • 家電製品アドバイザーなどの資格保有比率:85.0%【2030年度】
  • DX研修の全社員受講【継続実施】
  • 女性管理職比率:5.0%【2030年度】

課題及び対策

  • 自律航行型人財の育成
  • 事業別アカデミー構築による教育体系の整備
  • ネットワーキングを通じた女性のキャリア形成支援

健康経営

選定理由

健康経営の推進により、個人と組織のパフォーマンスを最大化するため

主なアクションプラン

  • こころとからだの健康保持増進
  • 生活習慣(食事、運動、睡眠)改善に向けたヘルスリテラシーの向上
  • 安全安心な職場環境の構築

主な成果(2025年)

  • プレゼンティーイズム 92.9% 総合健康リスク 101
  • 健康指数(肥満・血圧・肝機能・脂質・血糖・喫煙)
  • 全国平均-4.0%
  • 労働災害度数率 1.36 労働災害強度率 0.02

主な目標

  • プレゼンティーイズム 94.0%【2030年度】 ※WLQ-Jによる測定
  • 総合健康リスク 102以下
  • 健康指数(肥満・血圧・肝機能・脂質・血糖・喫煙) 全国平均+2.0%【2030年度】 ※全国平均は厚労省NDBオープンデータ使用
  • 労働災害度数率 1.30以下 労働災害強度率 0.02以下

課題及び対策

  • 潜在的健康リスクを踏まえた重点的支援
  • 健康課題に応じた個別指導とサポート強化
  • 職場環境の定期的なリスク把握

5.責任あるバリューチェーンの構築

アクションプラン

人権尊重

選定理由

社是「愛」及び国際人権基準に則り、すべてのステークホルダーの根源的な権利を尊重する企業経営を推進するため

主なアクションプラン

  • Joshinグループ人権方針のステークホルダーへの周知
  • 人権デュー・ディリジェンスの実践

主な成果(2025年)

  • ステークホルダーミーティング実施
  • 人権アンケートのフィードバック実施

主な目標

  • バリューチェーン全体での人権尊重意識の向上
  • バリューチェーン上の人権リスクの防止・軽減

課題及び対策

  • 国連グローバル・コンパクトでの人権啓発に関わる協働
  • 協力会社の人権デュー・ディリジェンス実践支援

サステナブル調達活動

選定理由

国連グローバル・コンパクトの精神に基づき、サプライチェーン上のネガティブリスクを低減・防止し、健全で強靭な調達基盤を構築するため

主なアクションプラン

  • 調達方針・ガイドライン周知とサプライヤーアセスメントの実施
  • サプライヤーとのエンゲージメント(協働)の推進

主な成果(2025年)

  • 主要サプライヤー303社対象調達アンケート実施、サステナブル調達率:70.5%(回答率52.5%)
  • CDPサプライヤーエンゲージメントリーダーへ2年連続選出

主な目標

  • サプライヤーとともにESG課題を解決する強靭で持続可能なパートナーシップの確立
  • サステナブル調達率80%達成【2030年度】
  • CDPサプライヤーエンゲージメントリーダー選定継続【2050年度】

課題及び対策

  • アセスメント結果分析の高度化、サプライヤーへの個別フィードバックミーティングの実施
  • エンゲージメントを通じたサプライチェーン全体での課題解決体制の構築

 

6. 地域社会との共生の推進

アクションプラン

地域社会の成長を支えるビジネスの深耕

選定理由

地域密着型店舗を基盤とする当社にとって地域の発展は不可欠であり、生活インフラとして本業を通じた社会課題解決を推進し、持続的成長をともに果たすため

主なアクションプラン

  • 「安全安心」「健康生活」「次世代育成支援」「環境」を柱に、地域交流と社会課題解決ビジネスを推進
  • 自治体や教育機関などと連携し、地域課題の解決と持続的な共有価値(CSV)創出を推進
  • スマホサポートなどを通じた、地域のデジタルデバイド(情報格差)の解消

主な成果(2025年)

  • アウトレット北花田店において、他社連携による気泡緩衝材315.6kgの水平リサイクルを実現
  • 大阪府泉佐野市の小中学校などへの空気清浄機693台を寄贈
  • 小中学校の探究授業などで次世代育成プログラムを実施
  • 無料、有料スマホサポートの全店展開を通じた、デジタルデバイド解消への貢献

主な目標

  • 4分野を柱とした社会課題解決ビジネスの創出・拡大【2030年度】
  • 出店エリアの自治体・教育機関との協働による課題解決モデルの構築【2030年度】
  • スマホサポートなどの充実による、すべての世代が安心して暮らせるデジタル社会の実現【2050年】

課題及び対策

  • 地域の生活インフラ拠点として、店舗を活用した新たなビジネスモデルの構築
  • 自治体や学校との継続的な連携・協働によるイベントや探究学習への参画
  • 高齢化が進む地域における、リアル店舗網を活用した「生活インフラ」としての相談窓口機能の拡充

 

ガバナンス

Governance

7. 企業統治の強化

取り組み課題

コーポレートガバナンス/グループガバナンス

選定理由

社会価値の創出をJoshinの持続的成長と企業価値向上及び経営理念の実現につなげる高度の企業統治システムを要するため

主なアクションプラン

  • 中長期の成長戦略のブラッシュアップ
  • 資本コストと株価を意識した効率経営の推進
  • 成長戦略実現と効率経営推進を支えるボードサクセッション整備

主な成果(2025年)

  • 営業利益5,422百万円、ROE3.1%【2025年度末】
  • 政策保有株式保有銘柄数23社、保有残高純資産比5.5%【2025年度末】
  • 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ機関設計変更【2025年度】
  • 独立社外取締役比率:75.0%(社外取締役6名/取締役総員数8名)【2025年度】
  • 女性取締役比率:50.0%(女性取締役4名/取締役総員数8名)【2025年度】

主な目標

  • 営業利益100億円以上、ROE7.0%以上【2028年度】
  • 政策保有株式の連結純資産比3.0%未満【2028年度】
  • 取締役会の独立性・多様性確保・維持【2028年度】
    (社外取締役比率50%超、女性比率40%超維持)

課題及び対策

  • 株主・機関投資家との対話の充実
  • バランスシートマネジメントの推進
  • 取締役会のモニタリング機能強化及び執行役員との連携強化
  • 社外取締役のサクセッションプラン充実

コンプライアンスの徹底/リスクマネジメント/企業モラルの維持

選定理由

企業の持続的な成長とステークホルダーからの信頼を維持するためには、法令や社会規範の遵守(コンプライアンス)及び高い倫理観(企業モラル)を要求されるため

主なアクションプラン

  • バリューチェーンにおけるコンプライアンス教育の充実
  • バリューチェーンにおける事業継続マネジメント体制整備

主な成果(2025年)

  • 事業領域拡大を見据えた法務・リスクマネジメント部門の体制強化
  • 情報セキュリティ、BCPの各種ガイドライン策定と周知徹底

主な目標

  • グループ子会社と協力会社におけるコンプライアンス教育推進【継続実施】
  • 役職任用への任期制(更新制度)導入【2030年度】

課題及び対策

  • リスク管理委員会の各専門部会を統括する執行役員のスキルアップ
  • 業務委託先企業に対するコンプライアンス経営の啓発及び協力要請

データセキュリティの強化

選定理由

高度化するサイバー攻撃など、事業継続を脅かす多様なリスクに対してレジリエンス(回復力)を高め、強固なマネジメント体制を構築・運用することが経営の重要課題であるため

主なアクションプラン

  • 実効性のあるデータセキュリティシステムの構築

主な成果(2025年)

  • プライバシーマーク連続20年維持(2005年度~)
  • 不正なログを検知してネットワークを遮断するサービスの導入

主な目標

  • プライバシーマークの認証継続【2050年度】
  • CSIRT体制の構築による事業継続性の強化【2030年】

課題及び対策

  • 個人情報保護に関するグループ内啓発活動の継続
  • バックアップの強化による迅速な復旧体制の構築