取締役会の実効性評価
当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指すコーポレート・ガバナンス強化の一環として、社外取締役と監査役で構成する取締役会の実効性評価委員会が主体となって事業年度ごとに取締役会の実効性などの分析・評価を行い、その改善に向けた継続的な施策推進に取り組んでいます。また当社は、取締役の多様性が取締役会の実効性を左右し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に大きな影響を与えるとの考えに基づき、経営戦略の実現に向けて取締役会が全体として備えるべきスキルを「スキル・マトリックス」に取りまとめ、取締役候補者選定の判断材料としています。
2023年度は、「スキル・マトリックスに基づく役員のスキルアップ」を最重要テーマに掲げ、スキル・マトリックスに掲載した「経営スキル」のうち、取締役、監査役、執行役員個々に不足する経営スキルの補完、最新知識の更新に重点を置いた外部講習受講によるトレーニングを行いました。
また、サクセッションプランの一環として、取締役・執行役員がサステナビリティやリスクマネジメント関係の統括責任者を歴任する体制に改め、実務を通じて経営スキルを習得・更新する実践的なトレーニングに取り組んでいます。
スキルセットに選定した経営スキル |
関連するテーマの受講数 |
企業経営 |
7件 |
財務・会計・資本政策 |
9件 |
法務・ガバナンス |
13件 |
経営企画・事業戦略 |
9件 |
人事・労務・ダイバーシティ |
1件 |
ICT・DX |
6件 |
環境・エネルギー |
1件 |
合計 |
46件 |