社外取締役 監査等委員
大槻 和子

資本効率の追求と「Joshin らしさ」の結実

 「JT-2025 経営計画」(前中計)での収益性・資本効率指標の未達を受け始動した「JT-2028経営計画」(以下、新中計)ですが、中でも「Joshin Reborn Action2026」は、不採算店舗の撤収や人的資本への再投資を通じた「資産のスリム化と無形資産の拡張」という明確な方向性を示しています。公認会計士である私が社外取締役の一人として特に力を入れていきたいのは変革フェーズにおける事業基盤の再構築と有形固定資産の圧縮であり、これらが確固たる企業価値向上へ結びつくかが焦点となると考えます。

 

 財務会計面では不採算店の撤収に伴う一時的損失のリスク管理や厳格な在庫評価・回転率の向上、資本政策面ではROEのさらなる向上や政策保有株式の縮減の着実な実行を注視します。ガバナンスの立場からは、人的資本やPB・オーダーリフォームなどの成長投資に対する適切なROI監視を行い、経営資源の最適配置とリスク管理を実効的に監督してPBRの一層の向上と持続的成長を後押ししたいと思います。

 

 家電量販店業界は今、変革の時期にありますが、Joshinらしさを失わずにすべてのステークホルダーの皆さまと当社の掲げる 「ひと、まち、笑顔に。」を共有し、新中計の実現にたどり着けるよう注視していきます。