当社グループにおけるGHG排出量削減への取り組み

当社グループの7つのマテリアリティのうち、「地球環境と調和した豊かな社会への貢献」を重要課題の一つと位置づけています。特にGHG排出量削減に関してはGHG排出量の中期目標として2030年度のGHG削減率目標をスコープ1+2において2021年度比42.0%削減、スコープ3(カテゴリー1,11)において25.0%削減に設定し、2023年度SBT認定に向けた申請をしました。
 この目標は、気候変動対策に関する国際的枠組み「パリ協定」で合意された、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて1.5度未満に抑えるという「1.5℃」目標に整合するものです。

サプライチェーンにおけるGHG排出量の把握

 当社グループ全体におけるサプライチェーンを通じたGHG間接排出量(スコープ3)については、サステナビリティ開示におけるこれまでの主要な任意開示をもとにした制度開示のグローバルベースラインを提供する目的で開発されたIFRS S2に対応するべくサプライヤーとの1次データ取得に向けた取り組みを実施します。

スコープ3カテゴリ

2023年度算定結果

CO2算定結果(ton-CO2e)

比率(%)

1

購入した製品・サービス

900,994

21.7%

2

資本財

23,852

0.6%

3

燃料

2,706

0.1%

4

輸送・配送(上流)

23,396

0.6%

5

事業から出る廃棄物

10,407

0.3%

6

出張

116

0.0%

7

雇用者の通勤

1,712

0.0%

8

リース資産(上流)

スコープ1、2で算定済のため、対象外

9

輸送・配送(下流)

カテゴリー4に集約のため、対象外

10

販売した製品の加工

販売した製品の加工は行わないため、対象外

11

販売した製品の使用

3,177,170

76.5%

12

販売した製品の廃棄

6,788

0.2%

13

リース資産(下流)

3,555

0.1%

14

フランチャイズ

100

0.0%

15

投資

457

0.0%

合計

4,151,251

100%